【一挙紹介】制作販売に役立つ最強アイテム

画材紹介

はじめに

アルコールインクアートをしていく中で趣味としてだけではなく、販売を視野に入れていく方も多いと思います。

そんな時に役立つアイテムを経験も踏まえながら紹介していきます。

今後販売していきたいと考えている方だけではなく、作品のクオリティーを上げたい方にも有益な内容かと思いますので参考になれば幸いです。

コーティング剤

アルコールインクアートで使用するインクは褪色します。原因としては紫外線や蛍光灯の光に常に照らされていたり、高温多湿な環境でも褪色を助長します。

この変化はインクを用いた他の作品でも起こることであり褪色を経年変化と捉えそれも含めて楽しんで頂ければと思いますが、できることなら好きな色味や質を保ちつつ作品を楽しみたいですよね。作品の購入者の立場で考えてみるとできるだけ褪色しないよう加工が施されていた方が安心ですし、作品に対する愛も感じることができるかと思います。

褪色を遅らせる方法としては下記のようなものがあります。

  • ラミネートフィルム
  • UV保護スプレー
  • アクリル板
  • ガラス
  • レジンコーティング

写真のように額に入れてガラスやアクリル板越しに楽しむ方法や、アートの用紙に直接UV保護スプレーやレジンでコーティングする方法があります。

私は普段作品を作る際、UV保護スプレーの上にさらにレジンコーティングを施しています。

UV保護スプレーはいくつかありますがインクが浮いてしますような原料を使用しているものや色味が変わってしますものもありますので購入する際は注意が必要です。お勧めは下記のものになります。

レジン液は大きく分けて2種類あります。
1つはアクセサリーやネイルなどでよく使用されるUVレジンです。1剤でコーティングしライトを当てて短時間で硬化できます。アルコールインクアートでスマホケースやアクセサリーなどの小物を作成する予定の方はこちらを使用するといいでしょう。

もう一つはエポキシレジンと呼ばれるものでアルコールアートの大きな作品のコーティングはこちらを使います。こちらは2剤を混合することで硬化が始まり、メーカーにもよりますがおよそ2日間で自然硬化させていくものです。エポキシレジンはUVレジンと比較すると透明度や硬度が高く、縮みも少ないため本来の紙にデザインされた作品の邪魔をすることなくコーティングできます。

レジン内に残った気泡を取り除くために炎で炙る必要もあるのでバーナーやトーチ、チャッカマンなども用意しておきましょう。

 

画板

紙に描いたアルコールインクアートを板やハンドメイドの素材に貼り付けて、その上からコーティングを行うとしっかりと一体化でき、紙だけの時とはまた違った雰囲気になります。

パネルに貼りつければ大きな壁掛けアートになりますし、丸い板やガラスに貼り付けて加工すれば時計にもなります。他にもコースターやピアス、スマホケースなどSNSを覗くとたくさんのアルコールアートを用いた作品がありますよね。

用紙を素材に貼り付ける際に糊も必要になります。どのようなものでもくっつけられればレジンコーティングでさらに接着され強化されますが、剥がれる危険性もあるので素材と相性のいいものを選びましょう。私は木材パネルに貼り付けるときはスプレータイプの糊を使用しています。

おわりに

以上が普段制作する中で使用しているアイテム達です。

どんなものを作っていきたいかによって必要なものも変わってくると思いますが、参考になりましたら幸いです。

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